ログハウス工房ウッディノート

建築されたのは1992年今年で２６歳になります。
メンテナンス記録を遡ってみると2000年にデッキを雪害でデッキを交換しました。
その時にログ全体の再塗装も行なっているので18年ぶりの本格的な再塗装となります。
最初のデッキはログはカナダ杉、デッキ材は注入材でしたがわずか8年足らずで腐って落ちてしまいました。
２代目はログの丸太は同じくカナダ杉でしたがデッキ材は米ヒバ（イエローシーダー材）に変更しました。
それから18年あの手この手でデッキの腐食を防いで参りましたがとうとう寿命と判断し全て交換と云う事になりました。

　　　

　　　　
　
　　　
デッキのログは形こそありますがひっくり返してみれば腐食が進んでいました。
勝手口の階段は裾の方がダメになっていました。
  
 　 　 
まずはデッキから組み立て始めました。ログの塗装もかなり痛んでいるのがわかります。
今回使用するデッキ材はウリン材別名アイアンウッドと云われ。比重が1.0以上あり水に沈むほど重いのです。
そして、非常に硬くてとても扱いにくい樹種なのですがその、対蟻性や対腐食性は非常に優れております。

　　　
型になってきました。しかしログ材が汚いです。

　　　
デッキは幕板を残しほとんど完成です。　　　　　　　　　ログの洗浄と磨きが思ったところです。

　　　
　正面のログの塗装は終了しました。ここで一旦塗装を中止し雪によって潰された煙突の交換を行います。
　最初に取りてけてあった各トップは市販品でしたので積雪によって潰れてしまいました。
　今回はステンレスの厚みは2倍以上、支える支柱の本数を増やし支柱の大きさも極太にしました。
　一人で持つことは中々難しい重さに。
　ついでに煙突掃除も行いました。